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Vine Linuxのインストール

インストール方法は,雑誌等についているCDを使うのが一番手っ取り早いです.
もしくは,Vineの公式サイトにあるFTPサイト等から 最新版を入手すればよいと思います.製品版を買う必要は全くないでしょう.(多分)
インストール方法は,CDから起動して,ウィザードに従って突き進んでいくだけです.
研究室用には,「インストール・タイプの選択」で「すべて」にしています. (最近「ワークステーション」で再インストールにしました.) ハードディスクのパーティションは,Vine専用にしています. パーティションはSambaで使いたいところだけ別パーティションにして, /lab にマウントされるようにしました.
あと,一番面倒なのは,ディスプレイの設定です.きちんとしないと,X Windowが立ち上がりません. ディスプレイの一覧に使っているディスプレイがないことがあるので, ディスプレイの垂直周波数などを確認しておいたほうがいいです. あと,ネットワーク関係は,DHCPサーバなどの設定を確認しておく必要もあります. しかしインストール時は何もしなくても良いと思います.

インストールが終わったら

ネットワークの設定をします.
とりあえず,現在ネットにつながるか確認しましょう.
ネットにつながればそのままでも良いのですが,私の場合,IPを固定したいので,netconfig を使いましょう.
後で使うWebminでも設定するところがありますが,あまりうまく行かないようです.
IP:192.168.1.50
Netmask:255.255.255.0
Default gateway:192.168.1.1
Primary nameserver:192.168.1.1
という感じだったと思います. また,ローカルのホスト名を変えるのには,プログラムからシステムのNetwork Configurationで変えられます.
ここで,ネットにつながったことを確認して,Windows Updateみたいにパッケージを最新にしましょう.
/etc/apt/source.list の「Vine Linux 2.6 FTP」(と「Vine Linux 2.5 FTP」)の下の(ring mirror)の後のrpm,rpm-srcの前の#をとる. apt-get update
apt-get -yf upgrade
とすればよいでしょう.
さらに,インストール時には音が鳴らないので,
sndconfig
を実行して,サウンドカードを認識させる必要があります. 基本的に自動で済むので問題ないでしょう.

時間調整

WinXPではNTPサーバにアクセスし自動的に時刻調整してくれます. またWin用にそういったソフトも出回っています.
そこで,ここではVineで自動的に時刻調整をしてみようと思います.
/etc/rc.d/rc.localに
ntpdate clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
ntpdate 133.100.9.2
などと,NTPサーバのIPなりを記述すればいいでしょう. ちなみに上の二つは同じところにアクセスするはずだと思います.
ちなみに,#をつけるとコメントアウトになります.
こうすることで,起動時に自動的に時刻調整してくれるはずです.
03/11/15追加:cronで設定を行ってもいいかと思ったりした.
また,使い方が良くわからないのですが,NTPサーバの利用するという手もあるようです. /etc/ntp.confに
server 133.100.9.2 # clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
を追加.
/etc/rc.d/init.d/ntpd start
で起動.これでいいみたいです.ただ,よくわからないので,使ってません. 同じネットワーク上の別のマシンの時刻調整とかをしたいときに便利なのかなと 勝手に予想していますが・・・.誰かわかる人がいたら教えてください.

LILOの手動設定

一応,LILOの設定について触れておきます. ここを参考にするとよいでしょう. 基本的には/etc/lilo.confをいじって,/sbin/lilo -vとすればよいはずです.
注意として,SystemSelector等のソフト使い,LinuxとWindowsなどをデュアルブートしようとすると, LinuxもしくはWindowsがうまく起動しなくなることがあるようです. パーティションの変更等をしない場合は,SystemSelectorを無効にして, Linuxの起動ディスクで起動し,/sbin/lilo -vをすることで両方ともうまく起動できるはずです.

cronの設定

apt-get等,自動で定期的に実行しておくと便利なこともあります. そのときはcronを使いましょう.
webminで設定してもかまいませんが,コマンドcrontabを使っても良いでしょう.
root権限で実行したい場合,rootで,
crontab -eをするとvimが立ち上がるので,
分 時間 日 月 曜日 コマンド
を基本に実行したいコマンドを追加します. ここを参考にしました
0 3 * * 0 /usr/bin/apt-get update
15 3 * * 0 /usr/bin/apt-get -yf updrade
ってな感じです.

文字化けについて

現在わかってる文字化けとその対策についてです.
まず,WinSCPでファイルを転送すると,日本語ファイル名がLinux端末では文字化けする. これはWinSCPのデフォルトらしい.

XMMSという音楽再生ソフトでLinux端末で表示されている日本語が表示されない場合, 「オプション」→「設定」で 「オーディオ入出力プラグイン」の「MPEG Layer 1/2/3 プレイヤー」の設定で 「タイトル」タブの「読込時の変換」を「SHIFT_JIS → EUC-JP」とすればよい.

Linux端末上で日本語表示ができるといいのだが・・・. 失敗して再インストールする羽目になったし・・・.
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