Vine Linux3.0のインストール
VineLinux 2.6r4と同様,GUIでインストールできる.
インストール作業で特に問題はなし.
今回は,今までのHDDとは別のHDDにインストした.
インスト時にネットワーク(DHCPサーバ,IPアドレス)の設定をしたのだが,
最初のインスト以外,起動後にうまく行かなかったので,Gnomeの設定ツールで設定した.
後でわかったが,インストール時にチェックボックスをチェックしたかしないかの問題だった.
aptからWebminを入れて,今までのHDDの/homeを何とか認識させたが,データ移行がぁゃιぃ.
エラーが出たりした(GUI上でのウィンドマネージャでのドラッグアンドドロップで).
日本語の文字コードのせいか?
インストール時にDHCPとかの設定をしたのだが.
とりあえず,Java,J,SL,gipmsgを入れた.
gipmsgに関しては,別のマシンでMake installしたファイルを用いた場合,
aptからlibdb.so.2をインストしないと無理だった.
また,Vine3.0ではMakeできなかった.GTKのバージョンの問題のようだ.
ついでにIPtablesでファイアウォールの設定(/etc/sysconfig/iptables).
あとは,cronでaptの設定./usr/bin/apt-get updateと-yf upgradeを適当に設定.
実際は/var/spool/cron/root のファイルを編集したことになる.
ntpdateも,GUIで自動更新できるみたいだったが,
ほとんどGUIでログインすることはないので,手動設定した.
ただ,UDPの123をあけなきゃだったが,
ついでにルータ側(このマシンはルータの下にあってローカルIPがふられている)
でいろいろ設定をしなきゃ立ったがうまくいかなかったので,DMZを設定しておいた.
当然IPtablesの設定も(これはNTPサーバのIPを指定した).
ntpdateのcronの設定は,/usr/sbin/ntpdate IPアドレス で設定した.
その後,いつの間にかSSHでログインできなくなってた.
IPtablesの設定ミスかと思い,いじってみるが,失敗し,結局再インストール.
再インスト後はSSHもうまくいくのだが・・・.
Gnomeのネットワーク設定ツールで設定を微妙に変更したのが問題っぽい.
素直にWebminで設定すりゃ良いのか?
ついでに
まぁ,端末でログインすることもめったにないし,
最初からXが起動している必要もないので,ランレベルを3にしてみた.
Webminからできると思ったが,余りうまくいかないようなので,
/etc/inittab のid:5:initdefault: をid:3:initdefault: にした.
これをしても,Webminは,10000をポートフォワードしてSSHで端末にログインすれば,
ブラウザで見れるようなので,問題なし.
メモリの使用量をless /proc/meminfo で見ても,Xが起動していないと,
メモリの使用量が劇的に変化した.
Proxyサーバの構築
まず,Squid をAPTでインストール.
squidの設定は、/etc/squid/squid.conf を編集する.
Webminを使ってもよいが,うまくいかない可能性があるので,エディタで編集.
ここを参考にしました.
基本的に,今回のProxyサーバで設定する点は3つ.
まず,50行目付近のproxyのポート番号を設定.
デフォルトでは3128になっている.(#記号を削除し,適当なポート番号を設定するだけ.)
2つ目は,600行目付近のキャッシュサイズの変更.
cache_dir ufs /var/spool/squid 500 16 256
(デフォルトでは500ではなく100になっている.)
3つ目は,適当なところに
(最後に追加したが,もしかしたら,ァイルの途中に設定するところがあるかも)
visible_hostname hogehoge
を追加する.
基本的には以上.
あとは1500行目前後のアクセス制限を変更することも考えたが,これは動作確認が出来てから
Webminで編集することにした.
これで,サーバを起動.起動はWebminから行った.
その前にキャッシュを初期化する必要があるっぽい.
Webminなら簡単.(後は自動起動の設定も行っておく.)
デフォルトではサーバを立てたマシンからしか
Proxyサーバが使えないので,別マシンからはSSHでログインし,
その際,SSHの設定でポートフォワードをしておけばよい.
結局これがうまくいけば,いちいちSSHでログインしなければならないが,
アクセス制限を変更する必要がないので簡単である.
Vine 3.1
Vine3.1をインストしていくつかの設定方法をメモしておきます.
Webminは,FTPサイトのVine/VinePlus/3.1/SRPMS.extrasからwebmin-version-.src.rpmをDL.
/usr/local/binあたりでrpm -Uvhをすると,
rpm/SOURCES/にtarと,パッチが解凍されるので,
tarを展開して,cdで移動,patch <../webmin-vine.patchをする.
そして,./setup.sh /usr/local/webminをして,ウィザードで進めばよい.
opensslや,openssl-develが入っていれば,WebminでSSLが使えるはず.
vi /etc/apt/source.listに
rpm http://updates.vinelinux.org/apt/ VineSeed/$(ARCH) main plus
を追加.
Adobe Reader 7.0
2005年6月1日にLinux版のAdobe Reader 7.0 日本語版がリリースされた.
Adobeのサイトから
ダウンロードできる.
インストールは,ダウンロードしたファイルをtar zxvfで解凍し,
解凍されたフォルダの中のINSTALLファイルをrootで実行するだけ.
デフォルトでは/usr/local/Adobe/Acrobat7.0にインストールされる.
ただ,起動時にPPKLite をロードできない場合は,
OpenLDAP パッケージをインストールする必要がある.
さらにlibldap.so.Xおよび liblber.so.X へのリンクを,
ln -s /usr/lib/libldap.so.2 libldap.so
ln -s /usr/lib/liblber.so.2 liblber.so
などと作成する必要がある.
追記
2005/05/14追記:
apt-getでDB_VERIFY_BADなどと出てきた場合,rpmのデータベースが壊れているっぽいです.
rpm --rebuilddbを行いましょう.
SLに似たQUITというのがあるらしいです.
多くのページではhttp://matsu-www.is.titech.ac.jp/~fukuchi/rooms/shortshort/index.htmlを参照していますが,
QUITの作成者の方は,titech・・・つまり東工大の博士を出て,電気通信大学に移られたようです.
よって,URLは
http://megaui.net/fukuchi/works/shortshort/index.html
になっているようです.
ここからquit.tar.gzをDLして,展開して,makeして,パスの通ったところにおけばOKでしょう.
ただし,Vine3.1だとmakeが出来ないようです(SLも).なので別環境でmakeしましょう.